RamMapを使用して、現在Windows RAMにあるすべてのファイルを一覧表示する

Windowsがメモリに保持しているファイルについて疑問に思ったことはありますか? プロセスやアプリケーションのことではなく、コンピューターのメモリにある実際のファイルのことです。 これには、メモリ、ダイナミックリンクライブラリ、またはシステムドライバーに読み込まれるシステムフォントの一覧が含まれます。

無料のシステムツールRamMapを使用して、これらの情報などを表示できます。 このプログラムは、Windows XPではなく、Windows VistaおよびWindows 7と互換性があります。 また、Windows Server 2008以降のサーバーバリアントとも互換性があります。

プログラムを初めて起動すると、プロセス、使用回数、物理ページ、ファイルの概要に関する情報を表示するタブベースのインターフェイスが表示されます。

各タブの簡単な説明は次のとおりです。

  • 使用回数:タイプおよびページングリスト別の使用状況の概要
  • プロセス:ワーキングセットサイズの処理
  • 優先順位の要約:優先順位付けされたスタンバイリストのサイズ
  • 物理ページ:すべての物理メモリのページごとの使用
  • 物理範囲:物理メモリアドレス
  • ファイルの概要:ファイルごとのRAM内のファイルデータ
  • ファイルの詳細:ファイルごとの個々の物理ページ

ファイル概要タブには、現在メモリ内にあるファイルデータが表示されます。 そのタブに切り替えると、パス、ファイル名、メモリ情報を含む多数のファイルのリストが表示されます。 ヘッダーをクリックして、テーブルを並べ替えることができます。 インスタンスのパスをクリックすると、ファイルパスでソートされます。これは、Ramで特定のファイルを探している場合に役立ちます。 Total、Standby、またはActiveをクリックして、RAM内の最大ファイルを調べることもできます。

このようなファイル一覧が役立つのはなぜですか? たとえば、特定のファイルまたはプログラムが実行中に大量のメモリを消費するかどうかを判断するために使用できます。 システムドライバーまたはフォントを見つけることができますが、それらが使用するRAMの容量を確認する必要はありません。 また、プログラムのメモリ使用量を分析する必要があるソフトウェア開発者にとっても非常に役立ちます。

RamMapは、上級ユーザー向けのツールです。 そうは言っても、それはまだその技術に精通していないユーザーにとっては有用です。 Windowsユーザーは、Microsoft Technet WebサイトからRamMapをダウンロードできます。